建築家にも、色々なタイプの人がいますが、
以下のような建築家には、ちょっと用心をしたほうが良いと私は思います。

1)住宅写真が無い

我が子の可愛い姿は、写真に収めて大切に保管しておきたいものです。

建築家も同様で、自分で設計した住宅は我が子のように可愛いく、その建物につい

て話す建築家の姿はまるで一人娘を育てあげた親の姿と重なったりするものです。

その大切な写真がない建築家は、時として親としての愛情、つまり住宅に対する

愛情に欠けていると思わざるお得ません。

写真がない場合や、見せてくれない場合、またあったとしてもその扱い方が粗末な

場合には、まずその建築家の素性を疑ってみた方が良いと思います。

2)クライアントの意見を聞かない

よくあることなんですが、クライアントの意見をあまり聞かず,建築家自身の作風

一方的に押し付ける建築家がいます。

クライアントと建築家の相性がピタリと合えばすごく良い建物が出来ると思い

ますが、全てのクライアントを自分のカラーに染めようとするのはちょっと考え

ものです。

いくら良い設計を行うとしても、クライアントの意見を聞かない建築家ではよい

家づくりが行えるとはとうてい思われません。


3)イエスマン

クライアントの話を聞かない建築家も良くありませんが、全てに対してイエスと

応えてしまう建築家にも同じように注意が必要です。

特に建物の性能や構造、またはデザインの詳細な部分に関わる事は、一般の人々

には中々分かりにくい事でもありますので、専門的なことはある程度専門家に

任せる事も大切です。

ダメな事はダメとしっかり言ってくれるくらいの建築家の方が、安心して家づくりを

任せられると思われます。

4)設計料が安い建築家、また設計料を値引きする建築家

一概には言えませんが、自分の仕事に自信のない建築家の多くは設計料が安く、

更に値引きしてまで仕事を取ろうとする傾向があります。

(建築家として売出し中で、設計料が安くても自分の作品を作りたいという

建築家は別です)

多くの場合、赤字覚悟で設計を行うため、気分が乗らず、実力を90パーセント程

しか出せなくなってしまいます。

設計料に抵抗を感じている方もいるとは思いますが、建築家に頼むのであれば、

ある程度そこは割り切って、気持ちよく設計料を支払うようにして下さい。

報酬をしっかりと確保することで、建築家は安心して業務を行うことができ、

大抵の場合はそれ以上の仕事をしてくれる筈です。

実際の話、実力を120パーセント位発揮しないと、良い建物は出来ません。